茶園の一年
茶が育ちやすいような環境を整えます。気候や土、茶樹の状態を見ながら適切な管理をします。
春:3月中旬頃 苗植え
毎年ではありませんが、新しい苗を植えます。
植える前は土を耕し最適な土壌作りをします。
1本ずつ穴を掘り手で植えます。
植えてから4~5年後から摘み始めます。
春:3月下旬~4月上旬 玉露園の藁かけ
玉露園の藁かけを始めます。
全て藁をかけ終わるのに、4日間~1週間ほどかかります。
約20日間覆いをかけたままにします。
春:4月中旬~5月中旬 一番茶
1番茶の茶摘み・製茶です。
一年で最も忙しい季節です。
玉露園や碾茶園の覆いは摘んだ後すぐに剥がします。
初夏・梅雨:5月下旬~7月中旬 二番茶
二番茶の茶摘み・製茶です。
当園は二番茶も被覆をすることが多いです。
また、玉露園の剪定(深刈り)もこの頃です。
梅雨の晴れ間を待ちながら作業を進めます。
夏 7月中旬~8月 草取り・水まき
この季節は草取り、水撒きなどです。
必要があれば三番茶を摘みます。
秋 9月~11月
適切な茶園管理を行い、茶樹を健康な状態に保ちます。
秋に茶摘みをするところもあります。
初冬 11月下旬~12月上旬 摘芯
気温が下がり芽が動かなくなった頃に玉露園の摘芯をします。この作業をすることで、翌春の茶摘み時期には側枝・側芽が増えます。
冬 12月~3月
適切な茶園管理を行い、茶樹を健康な状態に保ちます。